柿ジャムはまずい?美味しいのか味の評判は実際どう?
秋の味覚の柿はそのまま食べてもいいし、渋抜きをして干し柿にするなど、美味しい食べ方がたくさんありますよね。
柿ジャムも美味しい食べ方の1つですが、まずいと言ったちょっと気になる口コミがチラチラ見られるんです。
柿好きの私としてはとても気になるので、今回は、「柿ジャムはまずい?美味しいのか味の評判は実際どう?」について詳しく調べていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。
ではいってみましょう。
柿ジャムはまずい?美味しくないという悪い評判
柿ジャムってあまり馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますが、実際の味はどうなのでしょうか?
美味しくないという評判から見ていきましょう。
ちょっと固めの柿でしたが、ジャムに挑戦してみました→固い柿を使うと渋みを感じる柿ジャムになることがあるようです。手で触ってみて少し柔らかいかなくらいの柿を使うといいですよ。
柿ジャムは美味しい?うまいなどの良い評判
ここからは柿ジャムの美味しいという口コミを見ていきましょう。
柿ジャムは甘すぎず、柿本来の甘さを感じることができるようです。アイスやクラッカーなどに乗せても美味しいという口コミも多いです。
柿ジャムがまずいのは作り方を失敗したから?失敗の原因は?
柿ジャム作ってみたけど、失敗しちゃったなあ。そんな経験ありませんか?
失敗した原因について見ていきましょう。
失敗①渋い
失敗で多いのが渋かったというものです。
原因は柿を加熱すると渋みが復活することにあります。
柿はそのまま食べられる甘柿と、渋抜きをしないといけない渋柿がありますね。
お店に売っている柿は渋抜きをしているのでそのまま食べることができますが、渋抜きをした柿でも加熱することで渋みが戻ってしまうことがあるんです。
これを【渋戻り】といいます。
渋抜きで作られた不溶性タンニンとは、タンニン同士をくっつけて大きな粒子にして、舌では解けない大きさになったタンニンのことです。
渋抜きをしてもタンニンがなくなったわけではないんですよ。
加熱することで、大きくなったタンニンの結合が離れ、舌で感じる大きさになり、水溶性タンニンになってしまうことで、渋みを感じてしまうのです。
渋戻りを避けるには、甘柿を選んで購入するとよいかと思います。
先のとがったような柿は渋柿であることが多いので、気をつけて下さいね。
失敗②色が悪い
失敗をすると色が黒っぽくなるようですが、原因は何なのでしょうか?
原因は柿に含まれている【酵素】によるものです。
酵素は加熱することで働きが活発化し、その時に色が黒っぽく変色してしまいます。
レモンや食用クエン酸を入れることで変色を防ぐことができますので、必ず入れるようにして下さいね。
レモンや食用クエン酸を入れると色鮮やかな柿ジャムになります。
失敗③とろみがつかない
柿はもともとペクチンの含有量が少ないので、さらさらしているジャムになりやすいです。
トロッとしたジャムを作りたい場合は、市販の「ペクチンパウダー」を使うととろみをつけることができます。
さらっとしたジャムが好きな方は少しに詰めるくらいで大丈夫です。
失敗④水っぽい
水っぽくなるのは煮詰めるときに火加減が弱かったり、煮詰め時間が短かったということが考えられます。
弱火で煮詰めてしまうと水分が飛ばないので、中火くらいで一気に煮詰めていきましょう。
焦げやすいので注意してください。
柿ジャムに適さない柿は?
柿は甘柿と渋柿がありますが、渋柿や完熟前の柿はジャムには適さないようです。
渋柿や完熟前の柿は加熱すると渋みが出る場合が多いからです。
渋みが出る=渋戻りになりますので、柿を選ぶときは注意して下さいね。
柿ジャムの場合は、なるべく渋柿と完熟前の柿は避けるようにしましょう。
甘柿は渋柿に比べてずっしりとしていて四角い形をしているものが多く、渋柿は先が細長くてとがっているものが多いです。
参考程度に覚えておくといいですね。
まとめ
今回は、柿ジャムはまずい?美味しいのか味の評判は実際どう?について紹介しました。
柿ジャムはまずいといった口コミがあるようですが、タンニンが原因で渋くなったり黒くなったりしたものが原因だと思われます。
うまく作れた方は自然な甘みが感じられて美味しいといった口コミがほとんどでした。
よって柿ジャムはまずくありません。とってもおいしいジャムなんです。
たくさんいただいて大量消費したい方、柿が大好きな方、ぜひ柿ジャムに挑戦してみて下さいね。
「柿ジャムはまずい?美味しいのか味の評判は実際どう?」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。